情報ネットワーク2009年12月表紙より
富裕層の方と資産運用の話をするときに必ず出る話題が「相続」。
多くの方が、相続の話をするときに多大な関心を寄せるのが、どうやって節税して相続財産を減らさないかと言うこと。
だから、「あなたは、どんな節税策を知っているか」と質問される。
そんな時に必ず言うことがある。
「売家と唐様で書く三代目」と同じ意味を持つことわざは世界中にあることをご存知ですか、と。
相続対策とは節税対策のことだと考える人の資産は、必ず三代目までには散逸する。
なぜなら、汗水たらして勤勉に働き、節税をしながら財を成した初代と異なり二代目以降は蓄財のノウハウも節約の大切さを学ばずに、豪勢な生活をする快挙だけを知るからだ。
もし、子や孫の世代が幸せにすごさせるために必要なのは、節税による資産の継承ではなく、知的財産や人的財産の継承なのだ。
初代が資産を築く際に積み上げたノウハウや、資産を増やすためのノウハウが知的財産。
子や孫の世代が困ったり悩んだりするときに助けてくれる人々と親しい関係にしておくこと、そして子や孫の世代を教え導いてくれる人をそばにおいてあげることが人的財産の継承だ。知的財産と人的財産の継承をきちんと果たせば、節税対策などは下の相続対策でしかないのだ。
(10秒で読む日経より)
今現在のデフレ下において一度きちんと考えなければいけないことは一般的に日本の財産形成は不動産に偏りすぎているという現実である。
インフレの時は借入金を増やし、資産を増やしていくことが財産形成になりました。デフレの時代は逆に資産を減らし、負債を減らすことにより財産を防衛することができるのです。このような考え方を時代を見据えながら、考え続けることが大事な時代である気がしてなりません。
税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年11月表紙より
仕事のモチベーションを上げるには一般的に次の3つのことが大事だと言われています。
①企業理念があること
心の底から共感できる仕事ができていること(本人の意識の持ち方による)
ワタミ………………………「地球上からありがとうを集める会社になる」
グーグル…………………「地球上のすべての情報を検索するようになるのが我々の使命」
サウスウエスト航空………「一年間に生み出すユーモアの総量を最大化しよう」
②明るい未来が見えていること
経営計画・経営改善計画をつくることで、目先から将来まで見据えることができ、その結果経営者・従業員とも安心して仕事ができる(経営者が自分の考え・行動をしっかり確認し、実践できる)
③儲けること
儲からない仕事をしていると、最終的にはモチベイトは下がってきます。
1人当りの売上・粗利益を同業者平均よりも上に持っていきたいものです。
この3つの視点から
自社の仕事をもう一回見直してみましょう。
結局いつの時代も成長し続ける会社の共通点は誰が見ても美しいと感じられる企業理念があり、その社長の企業理念を広めるために人を採用し、育て、しっかりキャッシュ(お金)を管理し続けています。
その延長線上にキャッシュフロー経営ができていき、あわせて人々に役立つ商品・サービスを追求し続けています。
キャッシュフローを中心にして、収益力の向上に努めるとともに、労働分配率(人件費÷限界利益×100)や借入金の返済可能額(利益+減価償却費)等の数字をチェックし、社内留保を充実することが大事です。その結果社長から従業員まで全員に挑戦や成長の機会が与えられ、全員が当事者意識を持つ仕組みが作られている感じがします。
税理士 大津留廣和
中小企業の経営は、昨年9月のリーマンショク後の外部要因もあり思うように業績が上がらないので苦慮しているのではないでしょうか。
一倉定様の社長学によると
『業績があがらない原因は社員のせいではなく、社長自身にあるのだ。社長が正しい経営を行わないからこそ、業績が思わしくないだけなのだ。しかしなかなか社長は何をしたらいいか、を見つけ出す方法が見つからないのが現状ではないでしょうか。
社長の役割は、事業の経営である。だから、社長は事業を行わなくてはならないのにもかかわらず、事業の経営とはどんなものなのかということになるとよく分からない。
また正しい経営とはどんなことかは誰も教えてくれないのである。
だから往々にして社長は会社の内部管理にノメリ込んでしまう。でも業績向上には何の役にも立たない。
事業の経営は、社員を管理することではなく、顧客を創造することである。
社員を管理することによって顧客を創造することはできない。顧客は社内にいるのではなく社外にいるのである。
それで色々な活動とその目標をどのように組み合わせたらよいか、ということになる。
個々の活動目標が分かっていても、それらをうまく組み合わせなければ、具体的な行動はできないからである。
そのための具体的な行動の基準を示すのが「経営計画」なのである。
社長が、自らやらなければならないことは何か、を知ったなら、もうその会社は大丈夫である。』
(一倉定の社長学 経営計画・資金運用より)
と書いています。
社長の仕事で
イ、重要な仕事は何か
ロ、緊急な仕事は何か
ハ、後回しできる仕事は何か
という優先順位を決めて行動する習慣を作るだけでも物凄い変化が起こるのではないでしょうか。
裏表紙より TKC全国会のテレビCM
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税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年9月表紙より
2008年秋以降の世界同時不況の中で、生き延びることだけを考えることは、最悪の結果をもたらします。野球やサッカーなどのスポーツでもそうですが、ピンチはチャンスなのです。いまのピンチは、時代が大きく変わったことからきています。ならばその次はどうなるかを考えて、能動的に「自分はこういうふうに動こう」と思わない限り、チャンスはつかめないからです。いかなる長期的な経済停滞も、その気のある者にとっては、チャンスになります。ある種の楽観性をもって、能動的に動いた人だけが、次の時代の勝者になれる。消極的にピンチをどうやって逃れようと考えたらピンチの餌食になるだけです。危機にあっても、その中で自分自身、自分の会社がどうやって収益をあげるのか、どんな成果を出すのかを考え続ける。そして、考えたことを徹底的に実行する。そうやって成果を出していけることは「面白い」ことなのです。
あわせて、経営者は一貫してキャッシュにこだわるのは大事なことなのです。なぜなら、商売の本質は、どれだけはやく、どれだけ多くキャッシュを得るかです。商品をつくって、売って、キャッシュにし、それでまた商品をつくって、売って、キャッシュにする。そのサイクルを効率的にまわすのが経営の基本だからです。
そして、今回の危機発生後の経済を覆っている霧が晴れるまでは、最も重要なのは柔軟性とキャッシュの確保です。
経営者は増収を追及するよりは、会社のあらゆる動きがキャッシュにどのような影響を及ぼすかを理解するほうが大切だからです。
コスト削減と流動性という「必要」を、会社の立て直しと事業の見直しのために生かせば、攻撃に転じることも可能だからです。ピンチをチャンスにすることで、競争争相手に比べてより強く、より優れた、より柔軟な、より好条件の会社に生まれ変わることができるのです。
(徹底のリーダーシップ ラム・チャラン著 プレジデント社より引用)
今の世の中は答えのない時代です。
経営者自身が今日の不況をバネにしてリーダーシップを発揮し、ピンチをチャンスに変えることができるかどうかは、経営者自身の心の持ち方にかかっている感じがします。
裏表紙より TKC全国会のテレビCM
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税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年8月表紙より
中小企業の経営者はまず「利益」と「キャッシュフロー」は同じではないことを、また、利益が出ていても資金繰りが行き詰ることがあることをきちんと理解しなければならないと思います。
それは、例えば
売上(100)- 仕入(80)= 利益(20)
の場合、取引条件によってキャッシュフローは次のように異なってきます。
(ケース1) 掛売上(100)- 掛仕入(80)= キャッシュフロー(0)
(ケース2) 現金売上(100)- 掛仕入(80)= キャッシュフロー(100)
(ケース3) 掛売上(100) - 現金仕入(80)= キャッシュフロー(△80)
(ケース4) 現金売上(100) - 現金仕入(80)= キャッシュフロー(20)
またキャッシュフローと借入金の返済金額とのバランスにより次のような資金繰り対策が必要になります。年間のキャッシュフロー:500万円
(利益300万円+減価償却費200万円=500万円)
年間の借入金返済金額:2,000万円
年間の資金収支は :500万円-2,000万円=△1,500万円
ゆえに1,500万円の資金調達が必要
上記のことからもわかるように、キャッシュフローは取引条件や借入金の返済金額によって変わるということです。
ゆえに経営者は今の時代、再度取引条件、借入金の返済計画の見直しを至急すべきです。
あわせて在庫金額が多いのか、少ないか、たな卸資産、売掛債権、買入債務の回転期間もキャッシュフローに凄い影響を与えますので確認すべきです。
100年に一度と言われている今回の不況をチャンスとして、キャッシュフローと資金繰りを中小企業の経営者は再確認し、日頃できないこと(取引条件の変更、借入金の返済方法の検討、ニューマネーの借入、借入金の一本化、商品の回転率のUP、収益を生み出さない資産の売却、人件費の見直し等)を実行し、そこから生み出すキャッシュを使い、効率の良い会社へ少しでも直していくことが、会社をより筋肉質の強い会社に成長させていくことになり、経済が少しでも回復したときに、凄く儲かる強い会社へ変わることでしょう。
裏表紙より TKC全国会のテレビCM
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税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年7月表紙より
現在の危機は大きなチャンスに転換し得る。社会が大きく変われば、新しいチャンスが生じる。それをとらえるためにいま必要なのは、自分自身に対して投資することだ。
「本を読む」ことも、きわめて重要な自己投資の手段である。
社会が大きく変わるとき、それに流される人と、積極的に対応しようという人との間には、大きな差が生じる。
その違いは、読書をしているかどうかに、まず表れる。
ただ「本を読む」といっても、受験勉強や大学での勉強は受動的なものだ。
しかし、自己投資としての勉強は、もっと積極的であり、はっきりした目的意識に支えられたものだ。そこで重要なのは、「問題を把握する」ことである。
だから「本を読む」にしても、「いかなる本を読むか」が重要である。
学校教育以降の時期においては、難しいのは、問題そのものを「探す」ことである。
社会が安定しているときは問題が明確だ。しかし、時代が変わるときには、「問題は何か」という発見が必要になるのだ。何をやったらよいのか?
それを自分で判断することが重要である。
(未曾有の経済危機克服の処方箋 野口悠紀雄 著 ダイヤモンド社より)
私達はよくも悪くも「いまの生活がずっと続く」という前提で物事を考えている感じがします。
しかし中小企業の経営者は今回の金融危機が沈静化した後、大きな経済構造の変化の中で自社がどのような行動をとればいいのかという観点から、経営者自身が外部環境面においては経営環境の変化、業界の動向、法律の改正、同業者の動向、顧客の変化などについて整理し、また内部環境面では人、販売、生産、財務などの点について分析し、今後の展望を真剣に考える時期に来たと思います。
裏表紙より TKC全国会のテレビCM
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税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年6月表紙より
私たちは、過去の成功体験や毎日の生活習慣や惰性上で考えるくせが身について経営をしています。
しかし、昨年のリーマンショク後の金融恐慌の結果、そのくせにしがみつくことの良し悪しが問われています。
実態経済においても、企業の商取引においても信用収縮がおこっているからです。
大企業は在庫調整やリストラや値下げ競争を始めていますが、われわれ中小企業の経営者はそんなことはなかなかできないので、一度自社の置かれている状態をしっかり確認しないといけないと思います。
今後の自社の経営を考えるとき、
・できないことのいいわけや
・前例がないことや
・精一杯やっているという現実
・対前年比で考える習慣のような今までのくせや制約に縛られた状態から一度脱却し、今の環境に適応して行くために、今刻々と動いている社会の動きや時代の流れを感じ、知ることが大事な感じがします。
そして自分自身を見つめ直し、仕事を通じて相手(従業員やお客様)を感動させ、経営者自身もいっしょに感動する体制を築くために
・現状の色々な制約に拘束されることなく
・ゼロベースで考えるくせを身につけ
・今までの経営で身についた余分なものは捨てる覚悟で、本来あるべき姿を考えないと色々なことが見えてこない気がします。
人の目、得意先や仕入れ先の目、従業員の目、金融機関の目などを気にしないで、ゼロベース思考で考え、経営者自身が一番やりたいことを考え、行動をしようとするとなんとなくわくわくした気分になり、自社の目指すべきポイントが見えてくる感じがします。
税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年5月表紙より
戦後の日本において、金融機関は土地等を担保にして融資を実行していたため、経営者はバブルが弾けるまでは土地の含み等で融資を受け、資金繰りに苦労することなく、経営をすることができました。特に中小企業においては土地の価値が右肩上がりに値上がりし続けたため(昭和30年から平成2年までで約175倍値上がりした)、土地の含み益が経営をしていく上で安心感のような役割をはたしてくれました。そのおかげで、中小企業の経営者はお金の苦労(資金繰りを検討すること)をすることなく、経営に専念することができました。また、日本の税制も会社が行う設備投資等に優遇を与え、日本企業のバランスシートは膨らんでいきました。
しかしバブル崩壊後はこの考えは通じなくなり、土地本位制的な経営からキャッシュ・フローを中心にした経営に直していかなければならなくなりました。
経営者はまず最初に「利益」と「キャッシュ・フロー」は同じではないことをきちんと理解し、あわせて利益は同じでも、資金繰りは同じではないことも理解しなければならなくなりました。そこで最悪のことを考慮して法人・個人のキャッシュ等の財産と借入金を管理をしておく必要があります。特に売上減少に伴う資金ショートや売上が伸びない為に設備投資に伴う借入金の返済原資の資金がショートすると経営者は資金繰りに追われて何も見えなくなることが考えられます。その反対に中小企業の経営者が資金繰りをきちんと管理できると心に余裕が生まれ、経営に積極性が出てきます。
中小企業の経営者は今の世界的に大変な金融危機の時代だろうが、いつの時代でも地道な努力によって、愚直なまでに、お客様第一主義を貫き、キャッシュ・フローを重視し、毎年少しずつでもいいからキャッシュを、増やしていく経営を目指していく必要があります。
税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年4月表紙より
「朝の来ない夜はない 陰きわまれば陽転する」
世の中には先人が残してくれた色々な名言名句があります。
今のような時代、日頃からどういう行動をしていたかが問われています。
特にお金の管理について考えると、今はいかに法人と同じように個人で持っているお金もあわせて管理しておくかが重要です。
法人で貸借対照表と損益計算書をつくると同時に、個人の家計部門も簡便な方法でかまわないので貸借対照表と損益計算書をつくる必要があります。
このふたつを合算して一覧にして管理することは財産形成にも非常に大切なことですが、いま現在のような経済が不透明なときは、事業を行なううえでの精神的な安心感を持つためにも大事なことです。
その結果精神的な余裕が生まれれば、今の時期を「危機をチャンス」に変えられます。
一般的に帳簿上の損益とキャッシュの動きにはズレが生じます。
そのため損益計算書だけの発生主義による収益・費用からの資金管理をしていると、予定外の資金不足を生じ、きちんとした経営ができなくなります。
その反対に損益計算書だけでなく、貸借対照表をきちんと管理し、なおかつ個人の貸借対照表も管理していると、経営者が判断・決断するための時間的な余裕が生じます。
在庫等の整理、売掛金の早期回収と含み損の出ている有価証券(投資した時点で検討した本来の企業価値がないものと判断した有価証券)・不良資産を売却すると同時に経営者自身の個人的な資産・負債の管理を実行したいものです。
法人と経営者自身の資産負債の管理を実行することにより、キャッシュの残高を増やし、あわせて借入金の返済計画の見直し、新規借入金の実行等を通じ、キャッシュポジションを高めることに全力を注ぎましょう。
税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年3月表紙より
5つの豊かさ
①健康
②心の豊かさ
③趣味を楽しむ
④利害関係のない友達
⑤お金の豊かさ
豊かさとは一体何なのでしょうか。
お金がたくさんあるとか、心にゆとりがあるとか、時間が自由になるなど。
今の日本は世界のありとあらゆる食べ物が選択肢の中に入っています。
選択の幅が広がるということは、それ自体が豊かさなんだと気づきます。
5つの豊かさのなかでいちばん大切なのが健康です。
健康であるから仕事も充実しますし、食事もおいしく食べられます。
心の豊かさとは心に余裕があるとか、人を手助けしようと思うとか、そういうことです。
電車の中でお年寄りに席を譲るなどというのがやはり心の豊かさだと思います。
利害関係のない友達をたくさん持って趣味を楽しむというのも人生を楽しくします。
そして最後にお金の豊かさ。
お金がないというのはさびしいものです。プラスアルファ程度のお金があれば理想的だと思います。
相場環境の激変により、世界の金融システムがおかしくなり、お金の大切さがひしひしと感じますが、世の中の情勢に振り回されないことが、豊かさを感じる上で必要です。
豊かさを感じる心を持つことが事業を行なううえでも余裕をもって、事業を行えるようになると思われます。
(社長の手帳 佐藤満 著 グラフ社より一部引用)
税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年2月表紙より
世界金融恐慌序曲、世界大恐慌、金融大崩壊、世界恐慌の襲来、世界金融危機、世界連鎖恐慌の犯人等本屋に入るとこの関係の新刊の本が目白押しです。
何となく不安心理に拍車がかかる感じです。
それとともに、本を読むことにより、情報が誰でも整理され確認できる時代かもしれません。
100年に一回の危機と言われている今回の世界金融危機からおこる信用収縮と実体経済の悪化という悪循環が今後どういう影響になって私達の生活や中小企業の経営に係わってくるのでしょうか。
今回のような極端な経済情勢・環境、競争環境等や法律が改正されたり、顧客の価値感が変わったならば、商品・サービスの開拓や業態変革をしていかなければなりません。
そのような時、目標を持った経営者は外部環境に応じて自ら適応して、変化したいと思う気持ちがある為、外に出かけて行き自分の成長を後押ししてくれる人と出会う気がします。
世の中には不思議な縁みたいなものがある気がします。
おそらく、経営者自身が求めているから、そういう人に会えるのかもしれません。
出会いとは不思議なものです。仕事においても、経営者が現場で何回も何回も悩むことによって見えてくるものがあります。同じように経営者が得意先や仕入れ先を訪問することによって見えてくるものが多いと思います。
環境が変わったとき、あらゆる生物と同じように、会社も環境に適応しなければなりません。
中小企業の経営者も外部環境に応じて商品・サービスの開拓や業態変革をしなければ生き残れないということかもしれません。
成功した人達は常に
①高い目標を持ち
②その目標をどうにかして実現しようかと考え続けているから
ヒントに気づき、必要な人との出会いがおこるのかもしれません。
結果として目標を持ち続けている経営者は環境に適応でき、このきびしい時代に将来の成長の基盤を築くのかもしれません。
税理士 大津留廣和
情報ネットワーク2009年1月表紙より
大切なのは何をするかではなく、何のためにするかである。
(株)フジケン 会長:横内雄一郎氏の言葉
間違いなく成功のチャンスをつかむには「思い続ける思いの根気」が何よりも大切になる。
・思い続けていると、知恵が生まれる
・思い続けていると、アイデアが生まれる
・だから思い続けていると、問題点が解決する
・思い続けていると勇気ある行動力が備わってくる
これまでの人生はウォーミングアップだった。
あなたの人生が本当にスタートするのはいまからだ。
自分とは時間がたてば他人と同じである。
いまからつくっていく「明日の自分」こそ本当の自分である。
(人生の目的が見つかる魔法の杖 西田文郎著より)
平成21年の初頭に際し思うことは、上記の文書とともに
「苦難に会った時 立ち向かう者には知恵と勇気が湧き
逃げ出す者には言い訳と敗北が残り
あきらめる者には不平と不満の人生となる」
というように、先人達は私達に色々な言葉を残してくれています。
今年の経営をする上で、予期せぬことがおこったとしても、動じることなく、今こそキャッシュフロー経営と資金繰りの重要性を再確認し、ビジネスチャンスの芽を見据えて、今年一年を頑張っていきましょう。
税理士 大津留廣和